【下町ロケット】佃製作所はブラック企業!?ネットの声は?
ドラマ「下町ロケット」に登場する「佃製作所」はブラック企業ではないかという記事です。
とても面白いドラマですが、確かに時々「これってブラック企業では…」とちらっと頭に浮かぶことがありましたのでとても面白い見方だと思います。ネットでは様々な意見が出ています。
このドラマは、ロケット技術者から町工場の社長となった主人公・佃航平と、彼が率いる「佃製作所」の社員たちが高い技術力を武器に、さまざまな困難に立ち向かって夢をつかむというストーリー。「ものづくり」に情熱を注ぐ技術者たちが織りなす感動ドラマに、お正月から胸が熱くなったという方も多かったのではないか。
かく言う筆者もそのなかの1人なのだが、そういう個人的な感想をちょっと脇に置き、このドラマの内容と高視聴率を客観的に眺めてみると、ぶっちゃけ、日本の未来に対する「不安」しか感じられない。
こういうドラマに熱狂し、留飲を下げる人がこれだけ世に溢れ返っているということは、日本の「ブラック労働」を礼賛するカルチャーもまだまだしばらくは健在ということだからだ。
「あんな素晴らしいドラマにワケの分からない因縁をつけるな!」と2019年の“キレはじめ”となってしまった方もいらっしゃるかもしれないが、「下町ロケット」をディスるつもりは毛頭ない。むしろ、個人的には、先ほども述べたように、見た者の心を打つ素晴らしいエンタメ作品だと思っている。
ただ、これから日本の労働現場であらためなくてはいけない「悪しき労働文化」が、このドラマで肯定的に描かれているどころか、現実にはあり得ないほど美化されてしまっているのは紛れもない事実だ。
高校野球、大学スポーツ、アマチュアスポーツ団体などで体罰・パワハラ上等というゴリゴリの体育会カルチャーが根付くこの国で、常軌を逸した体罰や“しごき”を美化するスポ根アニメ・ドラマが公共電波でじゃんじゃん流されていたことを踏まえれば、「下町ロケット」が労働現場に与える影響を見くびってはいけない、と申し上げたいのである。
「悪しき労働文化」が肯定されている、3つの問題
では、いったいどのあたりの「悪しき労働文化」が肯定されているのか。実は以前からネット上では、「佃製作所はブラック企業」と指摘されていた。それらも踏まえ、筆者は大きく3つの問題があると考えている。それは以下だ。(1)佃社長による「やりがい搾取」
(2)長時間労働を強いる職場の同調圧力
(3)とにかく気合いで乗り切る精神至上主義
引用元:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1901/08/news043.html
以下、ネットの反応
面白いドラマを観て、共感するのは良いが、間違えないでね、って言いたいのであろう。
「下町ロケット」には、十分にリアルさがあると思います。その基礎の上に、ちょっと大袈裟な理想を盛り込んだドラマですよね。だから、視聴者に満足感を与える事が出来たのでしょう。
実際には、「俺はこんな会社にしたいんだ」「凄い物を創り出そう」と、トップが牽引する企業は少ないものです。
あんな社長や上司がいたらいいのに、そうしたら自分ももっと頑張っちゃうぞ。って、それで良いではないですか。ことに、開発現場にはそのようなモチベーションが欲しいです。
反論承知で書かれたこの記事に拍手を送りたいです。
従業員を煽るのは経営者の仕事だし、世界で戦うには、従業員全員が一致団結して夢に向かって馬車馬のように働くのが有効な戦術であり手段であるのは、実際間違っていない。事実。
しかし、このドラマはその性格上、従業員の「ライフ」は描かれないから、現在の日本社会の抱える課題や矛盾が露呈しない。
あんな働き方で、従業員は彼らの家族とコミュニケーションをとり、育児や家事を分担できるだろうか。
少子化を助長しているのではないか。など。
忘れないでほしいのは、私たちは古きよき働き方を捨てて、より難しい働き方であるワークライフバランスを取ったそれにシフトしようとしていること。
払う分は払う、認めるものは認めるとすれ良い。
「長時間労働を強いる職場の同調圧力」これもきちんと経営陣が、従業員に説明して納得させれば良いだけ。
「気合いで乗り切る精神至上主義」気合がなければ乗り切れない困難なこともある。
ドラマではあるが、佃製作所の社員は社長の意思をきちんと理解して、
納得して働いている。長時間働いても最終的には自分に帰ってくる(受注が増える=儲かる=給料が増える)事を知った上での行動。
現実のブラック企業は会社からの一方通行でしかないから、社員が付いてこない。
その2つの部分がうまく噛み合っていい会社だと思うのですが、昨今数字で判断できる部分がクローズアップされてそこに基準の重きを置く傾向になっていますよね。間違いではないと思いますが個人のやる気の部分も非常に重要だと思います。本人が時間や給料度外視にしても今やりたいという気持ち。それがその後のレベルアップに繋がり結果、昇格・昇給に繋がるのなら無駄ではないかと。
佃製作所は数字上はブラックの要素が多分にありますが、数字で判断できない部分が世間一般に言われるブラック企業とは根本的に違うと思いますし、そこに共感できるからこそドラマの評価も高いんじゃないでしょうか。
しかし、「ブラック企業礼賛カルチャーの残存」筆者の言いたいことの核心はここだと思う。
案の定というか、私の周りにも、下町ロケットをやたらと薦め、夜通し不具合や開発に追われた昔に目を細め、懐かしがって「今の若い奴らには無理だろうな」と嘲笑する人がいる。
この懐古趣味モーレツ社員は、昨今の働き方改革に眉をひそめている。そして会社の中では、改革を望む世代より大きな権限を有している。その力関係の偏りは昨今せっかく機運のあがってきた労働環境構造改革を骨抜きにしかねず、改革妨害を助長する「面もある」、筆者はそういいたいと思われる。いいドラマだが、確かにそういう「面もある」ことに同意しておきたい。
でも、実際にそういう会社があったら、微妙な気持ちになるかもしれませんね。
取引先に企業規模の割に新卒採用たくさんとって、洗脳するように夢ややりがいを刷り込んで、深夜3時でも多くの社員が残業してるような会社がありました。勢いとノリで営業して仕事とってくるような会社で、若い子が多くてサークルのような雰囲気。
でも生み出す仕事の質は高くなくて、ここで頑張って働いてスキルが養えるのか、疑問でした。
大量採用しても大量に辞めるから、また大量採用するのでしょうけど。(その頃は不況だったから、採用には困らなかったのかと。)
佃製作所は技術力は高い設定なので、多少ブラックな働き方でも転職時に有利にはたらくのであれば、まだいいとは思いますが。
米国などでもテスラなどは猛烈な働きぶりが要求されるらしい。
給料もそんなに高くないらしいが、それでも社員は充実感を抱いたり
新規に働きたい人も多いらしい。(退職する人も多いらしいが)
結局、仕事が面白く自分自身が充実していれば、長時間労働でも不満もないのである。おもしろい趣味、自分の好きなこと、やりたいことなら誰でも寝る間を惜しんで集中して取り組めるはずである。
起業したばかりのベンチャー企業などで働く人らは、多分ほぼ全員ブラック企業的労働をしているはずである。でも、彼らは自分が望んでその境遇にいるから全く不満に感じない。
不満を持つ人向けの最低限の基準は決めるべきであるが、ブラックかどうかは最終的には本人が決めることである。
日本らしい美談と言えばそこまでだが、外国人労働者を積極的に取り入れていくことが求められる時代に、果たして佃はモデル企業なのかどうか。確かに疑問に感じる。
勤勉推奨のお国柄を、異文化で育った海外の方々に浸透させていく路線が、必ずしも正解ではなかろう。ブラック企業が増えてる日本の実態を踏まえ、池井戸さんによる新たな下町ロケットを観てみたい気はする。
佃製作所のブラック感を消しているのは、部下の失敗を叱責するシーンが無いところが大きい。「お前の責任だぞ!どうするんだ!」みたいなの。
他に、二分した議論が白熱しても決してネガティブな押しつけ合いにならないところも。
実際問題ね、自分の仕事として取り組むものづくりは楽しいのよ。徹夜になろうが大変だろうが。それだけの裁量を渡され、例え失敗しようが全力でやったことを上が認めてくれて後の責任は上が持ってくれるとなおさらね。
今は効率化、責任の明確化で、トライアンドサクセスしか許されなくて、明らかに無理筋な課題を強引にやるって言わされて、お前の担当だぞ責任とれって裁量評価される。管理職は部下にうんと言わせ、なぜ出来ない、早くやれという役に成り下がってる。
一緒に泣いて、笑ってくれる上司や経営者はいないからね。
繰り返し、最後に勝利を勝ち取ったものが、
市場で一番になる。
これを先行利益だよ。
中小企業は、研究所を持っている訳ではない。
可能性を信じ、エジソン式に地道に実験し、
ダメを確認する。
残りの候補が、数十、数百、数千でも、成功する
組み合せを見つける為に実験する。
それが、納期や発売が関係すれば、徹夜を何日
でもする。
ダメなら、倒産する事を考えれば、悠長な事は、
できない。
大手企業の様に、中小企業には人や金に余裕が
ないからね。
別に下町ロケットは、過剰な演出が有ったが、
開発はその通りと思う。
バランスの問題だよ。
ブラック企業には、メリハリが無いでしょう。
ただ経営者が主の番組なので、経営側はそういう考えでも良いのではないか?熱い気持ち無くしてどうやってマネジメントすれば良いのか。
定時退社が当たり前の欧米では、逆に経営側が社員に細かく指示出しをし、社員も言われたことを定時にこなして終わり、という文化らしい。
それは素晴らしい環境だが、裏を返すと言われたことしかやらない。指示が無いから、定時だから、それは本当に仕事を楽しめるのだろうか、それこそ会社の歯車では無いのか。
バランスが大切と思う。働きたい人は残業してでもやらせてあげれば良く、その分評価をしてあげるべきだと思う。
シャワーがあって軽食も出るので泊まり込みで仕事をすることもあり、逆に言えばそれが負担にならないように設備が整っているともいえます。通勤や調理や洗い物に時間と労力を使わなくて良いのですから。
アジアでもサムスンやフォックスコンもものすごく働くって聞きますしね。日本固有で海外は違うみたいな考えは根本から変えないと日本人は変わらない気がします。
ここに反発があって尚強制するようならブラックと言っていいと思うが、みんながそこに向かって進んでいけるならむしろ素晴らしいと思います。ただ、現実における問題は全ての人間が同じ方を向いて、同じ熱量で仕事ができるというのは難しいから、そこから反発が生まれてしまうので、ブラックになり得るというのが注意すべき点であると思う。
それはライバルである大企業があの手この手で佃製作所の足を引っ張ろうと躍起になるからでしょう
だから労働環境に構っていられずみんな残業をしてしまう
もし大企業が中小企業に対しリスペクトをしていれば夜遅くまで残業して、心身とも疲弊しながら結果を出そうとすることはなかったでしょう
つまり、大きな力で小さきものを潰そうとする事が全ての元凶だ
金についても政府の働き掛けもあって売り上げは伸びつつあるが、大企業が内部留保をしてしまうあまり、下請けである中小企業が恩恵にあずかれない
結果として安い給料で無理をさせてしまう
と、足りない頭で佃製作所を擁護する発言をしてみた
もしかしたら見当はずれな部分もあるだろうが、実際の中小企業で働く人たちも心身共に気を付けて頑張って欲しい
物語の舞台を、現在に当てはめてはいるが、3、40年ぐらい前の日本の町工場は、こんな感じの所があった。
生産ラインは、朝8時過ぎには稼働を開始し、夜7時半までは、ほぼ毎日稼働していた。一応、週休2日制なので、土日は休みなのだが、土曜日に休んだ記憶はない。ただ、女性は、そんなに休日出勤はなかったが。
男子社員は、生産ラインが止まった後、更に男子のみで午後10時近くまで生産ラインを稼働させたり、不具合品の補修作業を行ったりしていたので、帰りは午後11時過ぎは当たり前だった。
生産技術やラインマン(生産ラインをメンテナンスする専門者)は、それ以後に、生産ラインの切り替え、メンテナンス作業を開始し、午前2、3時に帰るなんてことをしていた。
一般社員が、残業時間が100から150時間だったのに、上司や技術屋は、もっと残業をしていたと思う。昔の話である。
タチが悪いのは手段が目的になってしまった人達で最終的なゴールより目の前の不公平感だけに怒り狂ってる状況なのでは。
いわゆる「みんなで一緒に苦しもう!」とかカオスな事言ってる連中。
そんな経営者の元で、優秀な技術者は疲弊し、去ってゆく。
漫画家、作家、トップ技術者の世界は、創造性という点で共通点が多いと私は思う。
この記事の指摘は、漫画家や作家の世界にも、全く同じことが言えるだろう。
そもそも、創造力が勝負を決する世界に、一般的な労働倫理は当てはまるのだろうか。
法を守り、賃金を支払うのは当然だ。
しかし、創造性が求められる現場にとって最も重要なのは、精神的戦闘力だと私は思う。
創造性の世界は、就業時間中だけ何かをやっても、競合と互角に戦えない。
24時間365日、その事ばかり考えている変態が、世界にはゴロゴロいる。
そんな変態相手には、相応の戦い方というものがある。
ここはひとつ、変態相手の戦い方と、一般的な業務とは別物であるということで、今年もよろしくお願いします。
自分はこんなところでは働けないと思ってしまいますが・・・
ひとつダメな事があると全て蓋をする(集団行動=戦争=集団行動は悪)のでは、その中にある良いことにも全て目を瞑る事になる。
例えば、学校帰りの道草=危ない=道草は悪。では、そこで経験する友人との時間、自然とのふれあい、もしくは駄菓子屋での思い出となる時間など成長に必要な経験は全て失われる。
戦争と言う間違った判断ですら信じるくらいなのだから、それが正しく良いことへのパワーになれば、より大きな効果を発揮するはず。
つまり、使い方が大事であり、会社であれば、労働時間・待遇が守られていれば良く、高校野球であれば、体のケアなど守るルールがあれば良く、『皆で同じ目標を目指す』事字体は悪い事ではない。
社員のモチベーションは、その基本のうえに、更なる効率化として効果を発揮するのが理想だと思う。
ただこのドラマでは主人公である社長が明確なビジョンをもって組織全体を1つにまとめている様が描かれているが、これを見た経営者が間違った解釈をして内容の薄いビジョンを独りよがりに語るようになるとブラック企業化しますよというのが、筆者の意図ではないだろうか。
ブラック企業に在籍した経験から言うと、あいまいなビジョン、明確化されていない責任分担、経営者や役員の都合で勝手に変更されるスケジュールや目標設定、会議の場でなく休憩室や廊下で下される意思決定などが組織をブラック化させる主な要因。
実は帝国重工にもブラックな部分は多分にあり、大企業も油断はできませんというのが隠れたメッセージかもしれない。
ブラック企業の要件もが全て揃ってるのは確かに間違いない。
実際のブラック企業はそれらが悪化しパワハラ・セクハラ等が追加していくわけだが。
オリンピックボランティアを募集しといて人手不足で困ってるとか人の時間・活力を使ってる事に意識を持たないのはある意味国家の考え方とも言える。
下町ロケットは美談で終わってるわけだが実際は過労死や病気になっていく人もいるわけだし名ばかりの働き改革ではなく人が生きていく限り考えていくべきである。
例えば、今この記事を書いている人が自分は使用人だと思考した場合は、確かに会社での人間関係や社内風習によって自分の意図しないまま
残業を強いられ、結果自分のいる会社はブラックだと思ってしまいがちである。
だが、一方で多種多様な職人技術が存在し、自分が創造する機械や、芸術作品の制作に没頭している時には、残業させられているとか、この作業は嫌だなと思いながら時間ばかり気にする人間はいないはずである。
職人や芸術家は、金よりも、現時点で自分が100%納得できるもの、人がその作品を見て、使って喜んでくれる事を何よりも望んでいるから、長時間作業など苦としない。
何が言いたいのかと言うと、人間は個人であろうが、集団であろうが、好きな事をしている時に、時間など気にしないと言う事と、この記者の
考え方は使用人的思考でしかないと言う事。
では、働くってどういう事なんだろう?
当たり前の物を作り整然と働き対価を主として働く事だけが、働くという事なのだろうか?
人には生き方を選択する自由もある。
世の中にはない物を苦しみながらも生み出すことに生きがいややりがいを感じる生き方だって当然として有ると思う。
この映画は後者の人の生きざまを描いたもので、同列で考えられるものではないと思う。
ブラックだと騒ぎ立てたい人は前者の生き方を選択すれば良いのではないか?と思う。
でも、この会社の雰囲気を見る限り、社長があれだけ頑張っているなら、自分たちにも未来がある、という社員のモチベーションの創造になっていると思う。
給料の話が出てこないから、あれで、安月給でこき使っているんだったら、問題になるだろうが
社員のやる気があれだけあるところを見ると、それだけではないと思う。
ブラックだと思うなら、やめる社員は出るだろう。
でも、家の都合でやめた社員以外は、全員が社長についていっている。
本当にブラック企業なら、あんな雰囲気は作れないと思う。
新年早々、上司がやたら阿部ちゃんみたいな語り口になってる。
はっきりいってウザい。
実際の職場で達成感と価値観を社員全員が共有するのは難しい。
同調圧力がある職場が居心地よければそこにいればいいし、イヤだと思えば職場を変革するか転職するかだと思う。
実際は転職する勇気や気力もないから、今の職場を仮想佃製作所に見立てて美化してる人が多いのではないですか。
俺は誰もやらない凄い事をやる企業は残業は仕方ないと思うんです。ただ、残業代出さないとなると話は別ですね。企業としては、まず基本給は何時間拘束にてこれくらい出して、これから残業代を出します……または残業代出しませんよって書いてれば、あとは労働者が決める事だから問題ないと思うんです。
ブラック企業案件で良くある問題なのは……
①基本給250000円(見なし残業40時間含まれる)……これが問題。そもそも残業代は基本給とは別なんだから、法的にこれは別記入にしなければダメって労基や厚労省側の行政が指導入れないと。
日本はそれを黙認してるからそういった現象が生まれる。
最近は労働時間が長い=悪のイメージがあるけど、若年社員のある時期は時間を惜しんで仕事に打ち込む事があっても良いと思う。特に、自分でやりたい、やりがいを感じる仕事であれば。
下町の工場と言えどあれだけたくさんの社員を雇用する企業で社長自らが現場に入って社員と意見を交わす。
素晴らしいじゃないですか!
机上の計算ばかりじゃなくで自らが油にまみれて作業するから社員も夢に同調するんだと思います。
確かに田んぼで稲刈りしたりするのは異常かと思う節はありますが…
まぁ素敵なドラマだと思います。
このドラマで神田正輝が汚れ役にハマるとは新たな発見でした。
しかし、指摘点をすべてクリアした会社が繁栄できるのでしょうか?
逆に、消費者の立場になった時、
例えば、食品加工会社だったとしたら社員が消費者に「安全、安心、おいしいものを届けよう」という熱意がなければ購入する気はおきません。社員が思っていないのに広告では、さも良いように表現するのもブラックですね。
製造業の場合、その会社から納品されたモノが不良品でクレームを言っても、時間外だからと言って誠実な対応をしない社員のいる会社だと注文はしたくないでしょう。クレーム対応も製品の質の一部だと思います。
権利ばかり主張し義務を果たさない・働かない社員の存在と、それを放任する会社や管理職の姿勢が、一生懸命誠実に働く社員の心を折ります。
「権利ばかり主張し働かない社員」に、他の職員と同等に働かせることが、会社の責任であると思います。
会社対社員の対立構造は古いと思います。
実際、今の日本にあれほどの熱を持った企業は少ないからだろう…この停滞。
日本のこの先を考えるなら、開発の仕方も進化が必要なのかもしれない。
ただ、自分も古い方の人間だから、何事も自分が夢中になれる事を生業にしていると、つい時間を忘れ、食を忘れ、何かの光明が見えた時の高揚感はわかり、共感してしまう。
ただ現実には寝食を忘れて残業しまくって出来上がった商品が沢山あるのは真実だと思う。それはドラマよりNHK「プロジェクトX」を見ていてそう思うから。あのノンフィクションに取り上げられた人達はおそらく大残業してたと思う。
赤穂浪士たちもやっぱり自ら仇討と言うところへ突き進んでいったのだから、日本人の血脈には「かくすればかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂」ってのが脈々とあるのだろう。
とはいえ、今のブラック企業は、本来、そういう立場ではない人達まで大残業させ残業代を支払わなかったり、昇給させなかったり、というのが問題なんじゃないのかなあと思う。
昔の大企業はゆりかごから墓場まで面倒見たから。従業員の夫が死んだらそれまで専業主婦だった妻を会社で正社員として雇用したしね。
それが大前提の滅私奉公でしたから。ここ大事だと思う。
仕事は個人商店でもなあい限り、個人戦ではなく団体戦。
バランスは重要だが団体戦の利の為に、能力と労力の出力を同調するのは当然だと思う。
大事なのは報いがあること。
ドラマと現実を混ざ合わせ過ぎると中二病になるのでご注意を
というかそもそも長時間労働が悪とさる世の風潮があるが、仕事が生き甲斐であり、その仕事量に見合う報酬が払われているのであれば、それは個人の自由のはず
個人の人権に土足で入り込んで、8時間労働を守れ、という労基署や監督官庁に問題もあると思うが
勿論、8時間どころかバイトやパートタイマーで4時間とか2時間労働にしたい、という人もいるだろうし、それはそれで尊重すればいい
別にいいじゃない。
それで本人が幸せと感じているならね。
ブラックかどうかは本人が決めれば良い。
時給換算して安いだの、労働時間が長いだの、思う人は転職すればいいこと。
製造業でも管理開発部門では難しい。
海外では仕事が分離されていて、その仕事をすればいいだけの人は定時退社可能だが、管理職等はそれは出来ない事の方が多い。
一部の人は日本以上に働いています。
一面だけを見て、ブラック企業と決めつけないで欲しい。
記事を書いてる記者の会社はどうなんですか。
そんなに不満なく時間を忘れて記事を書いたり、取材してるでしょ。
そこで働いている従業員が、それでも会社の方向性と自分の将来を
重ねることができるようであれば、当人が納得して
許されるブラックという事になるかと。
もちろん、会社が将来良くなっていくかどうかはわからんけど
ベンチャーなんてブラックしかないでしょ、普通。
ホワイト企業しか許さないというのであれば日本から起業は消えて
数少ない会社を雇用の受け皿として頼みにするしか無いから
客観的ブラックでも、ありな場合と駄目な場合で分けたほうが良いよ。
短期間で色んなより良い発想が出て良い物が出来る可能性大です、外部から長時間労働とか言われたり時間規制など掛けたりは、その人の夢を壊すにも値してる、
大なり小なり夢を追い求め無く成った社員が増えれば企業は衰退します、国も同じだと思います、
エンジニアには成果ややりがいが重要だと知っている
ただ成果ややりがいって押しつけられるものではなく自ら感じるもの
日本ではありえないけど上司は部下のやりがいを見いだせる環境を作ってほしい(やりがいを見いだせない部下を整理すべきだが)
佃航平の信念と人柄と方向性に救われるものがあったからマシだった
ただ一般の企業のトップって目先のことしか見ていない
佃航平の信念と自分の信念を混同する勘違い経営者は少なからずいると思う