マダニの感染症には有効な治療法がない!!予防するには!?
マダニを介してうつる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が最近話題になっています。
西日本の50代女性が昨年夏、衰弱した野良猫にかまれて感染し死亡したと厚生労働省が24日に公表、都道府県や日本獣医師会などに感染予防を注意喚起しました。
マダニによるSFTSで、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてだそうです。(ただし、厚生労働省によると猫からかまれたことが原因でSFTSウイルスに感染したかどうかは明らかではないとのことです。)
厚生労働省では今回の事例はごく稀だがSFTSを発症した猫や犬の体液等から人が感染することも否定できないとしています。
マダニとは?
マダニというのは家庭内に生息しているダニとは種類が異なり、主に森林や草地などの屋外に生息しています。固い外皮に覆われており3~4mmと比較的大型のダニです。
かまれても痛くもかゆくもないので気づきにくく、10日間以上血を吸い続けることもあります。
マダニにかまれて感染するSFTSは、致死率が約20%で、有効な治療法はなく、痛みを和らげたり解熱するなどの対症療法しかありません。
ですから、予防としてはマダニにかまれないようにすることが重要です。
マダニ対策 かまれないようにするには?
マダニにかまれないためにはどうすればよいでしょうか?Q&Aの記事をご覧ください。
Q SFTSの特徴は。
A 発熱のほか、意識障害や血が固まりにくいなどの症状もある。高齢者は重症化しやすく最悪の場合は7~10日で死亡する。国立感染症研究所によると、報告がある2013年以降、西日本を中心に266人が感染し57人が死亡した。フタトゲチマダニ、タカサゴキララマダニといったマダニにかまれてうつると考えられてきたが、マダニ以外の動物を介して人に感染が確認されたのは初めて。
Q 動物を触る時に気をつけることは。
A 動物から人にうつることはまれとされる。ただ、野良猫などで特に弱っている場合は、むやみに触れない。屋内のペットを過剰に怖がる必要はないが、口移しでのエサやりなど過度な触れ合いを控え、薬などでダニ退治を徹底する。
Q マダニにかまれないようにするには。
A マダニは野山ややぶ、草むらに多い。長袖や長ズボンを着用し、裾を靴下に入れ、首にタオルを巻くなど肌の露出を避ける。市販の虫よけ剤も効果的だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170726-00010000-yomidr-sctch
マダニが多く生息する場所(森林や草むらなど)に行く時には上の記事にあるように長袖長ズボンなど皮膚の露出を少なくすることが有効ですが、服にマダニが付いている可能性があるので帰宅後はすぐに洗濯するかナイロン袋などに入れ口を縛っておくと良いです。
また、シャワーや入浴でマダニが体についていないかチェックしておきます。
虫よけ剤を使用するとマダニが付くのをある程度防ぐことができます。
「ディート」または「イカリジン」という成分がマダニに有効なので、この成分が含まれている虫よけ剤を選ぶと良いです。(成分の含有率によっては子供に使用してはいけないものがあるので注意。製品の注意書きをよく読んでから使用してください)
虫よけキンチョール DF(ディートフリー) パウダーフリー 無香料 200ml …
マダニにかまれてしまったら…
もし、マダニにかまれているのを見つけたら、自分ですぐにとってしまいたくなると思いますがこれは禁物です。
そのマダニがウィルスを持っていた場合、病原体が血液中に入って病気に感染する危険があります。また、マダニをつまんで引っぱると体と口部分がちぎれて口の部分だけ皮膚の中に残ってしまうことがあります。
かまれたままは気持ち悪いと思いますが、そのまま皮膚科など医療機関を受診して取り除いてもらいましょう。
以下、ネットの反応
変質者にマダにヒアリ。どんどん子供たちが野外で遊べなくなるね。
破傷風ワクチンも打って点滴打ちに病院に通って。
マダニだけに注目してもダメ。
体の見えるところでなければ、痛くも痒くもないからわからない。
病院で凍らせてとりましたが、先生が(だいたい取れた)って言った時には、医者なんか信用しないと思った
だいたいではだめらしい
牙が残ってたらダメになるケースもあるらしい
気を付けなければいけない昆虫いっぱいいますね。
とにかく、必要以上に神経質にならないでほしいですね、野良猫駆除しなきゃとか、飼い猫小さな子供いるから捨ててきたとかいう話も聞きました野良猫増やしてどうするとも思いますが、
夏に普通に半袖や半ズボンで公園や行楽地で楽しめない日本になっちゃったんだね。
最初アブに刺されたような痛みがしてよく見たら・・・
自分で引っこ抜いた。
感染症にはならなかったが一年くらい噛まれた場所がかゆくて跡が数年間も残っていた。
でもこれからは、マダニの予防接種とかも開発される時代になるのかな?
別の病気がたくさんあるから
とりわけ意味なし。
まれな話であって、あまり神経質にならない方がいいと思う。
猫に噛まれてマダニ感染症になったというのは確定したのでしょうか?
別の記事じゃ可能性(が高い)だったと思うけど。
動物経由で感染すること自体も確定かどうかよくわかんない。
あと、アレルギー関係での体質の見極めなども書いて欲しい。予防の記事なら。
犬の散歩に登山口まで行くと、必ず顔や首回りに付いてましたが、そのころはマダニが怖い物だと認識が無かった。
元気だった犬が急に弱って下痢、肝臓、心臓が弱って2週間くらいで亡くなった。
今考えると、マダニ感染症だったのかも。
今回亡くなった人も噛まれてこうなったってことは猫は触られるのを嫌がったんだろうし。
明らかに警戒して怖がっているようならむやみに近づいたり触ったりしない事。飼い猫だってびっくりしてひっかいたりガブリとやることはありますから。どうしても保護したい場合は捕獲用の網で捕まえるべきですね(獣医さんが持ってるような)。それを用意できないならもう諦めるしかないと思います。そのくらいの覚悟がないと。
どのみちたまたま猫で、たまたま感染したのが、=野良猫は悪みたいになるのは哀しいです。
もしかしたら亡くなったその人、直接マダニに噛まれたのかもしれないのに。
ぶっちゃけ医師もこの件はこのくらいにしか考えてないだろうし、対策にも限度があるだろう。 熱中症の方がよっぽど危険。
極々レアケースだしなぁ・・・。
「危険です!」って大きく騒ぐのもどうかと思う。
マダニが強くなったのか?
人間が弱くなったのか?
ランニング短パンで草むらに飛び込んで虫捕りしてたけど蚊にくわれるぐらいだったなー
弱った動物や野良ネコが “悪者” になりませんように…
『ダニ』もか・・・・
去年は『蚊』、
『クモ』っていうのも・・・
外来種?とはいえ、
周りには危険がいっぱい。
要注意だな。。。