【原発】廃炉もんじゅに1兆1千億円以上の費用がつぎ込まれていた…ネットでは怒りの声
2016年12月に廃炉が決定した高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に少なくとも1兆1313億円もの経費がかかっていたことが分かりました。この中には必要性が疑われる契約も含まれているそうです。さらに、これだけの費用をかけて研究達成度はたったの16%だそうです。
事故やトラブルばかりでほとんど稼働できず、絵に描いた餅だと分かった後でももんじゅをやめようとせず巨額の税金が投入され継続されてきました。ネットでも怒りの声があがっています。
もんじゅは廃炉を想定せず設計されており、廃炉作業はかなり困難で長期にわたることが予想されているので、まだまだ巨額の費用(税金)がかかることになりそうです。
ほぼ稼働しないまま廃炉となる高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について会計検査院が調べたところ、研究や開発のために少なくとも1兆1313億円の経費がかかっていたことがわかった。このうち約4割を占める保守管理費のなかには、必要性に疑いのある契約が複数含まれていた。
検査院が11日に国に報告した内容によると、決算書などの保存が確認できた1971年度~2016年度の研究・開発経費は1兆1313億円。このうち4382億円は、燃料の加工が始まった1989年度以降の保守管理費が占めていた。検査院として、費用の総額や内訳を初めて算定した。
「もんじゅ」の保守管理をめぐっては、1万個以上の機器の点検を怠っていたなど、数々の不備が指摘されてきた。検査院の検査では、これ以外にも、交換が予定されている機器に点検を実施したり、性能試験の再開が見込まれないのに試験の準備作業を続けたりするなど、不要とみられる契約がみつかった。
国は2047年度までに廃炉を完了させる計画で、最低でも3750億円がかかると見込む。検査院は、廃炉費用に人件費や固定資産税が含まれていないことを挙げ、さらに費用が増加する可能性を指摘。「もんじゅ」の運営主体で、今後の廃炉作業を担う日本原子力研究開発機構に対し、「国民への説明責任を果たすためにも、費用について適時適切に明らかにする」よう要請した。
本格的な稼働には至らず、性能試験での稼働日数は250日。検査院は、性能試験開始以降の技術成果の達成度も独自に試算したが、結果は当初の目標の16%にとどまっていたという。(高橋淳)
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〈もんじゅ〉 原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル政策」の柱とされた高速増殖原型炉。1968年に予備設計が始まり、94年に初臨界したが、95年にナトリウム漏れ事故で停止。10年には、核燃料の交換装置が原子炉容器内に落下する事故もあった。稼働は計250日で、16年末に廃炉が決まった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180512-00000007-asahi-soci
以下、ネットの反応
無理矢理推し進めて、重大事故を起こしてしまう前で良かったと思う。
納税者2000万人として
1人あたり56500円
夫婦共働きだと、113000円
それで失敗する時も多々あるのよ。
失敗にも意義がある。
しかしもんじゅの場合、失敗を認めるのが遅すぎ。
傷口を広げまくったあげくの撤退ってのが問題なの。
この点だけは勘違いして欲しくない。
科学の発展は確かに無駄の積み重ねかも知れないが、もんじゅは無駄が過ぎたのではなかろうか?
1兆円…
それだけの金が有ったら、どれだけ貧困対策などが出来たのだろう?
結果論でしか無いのだが、同ジャンルの学者ですら否定的だった内容は、推し進めた人にもそれなりの責任を取って貰いたい。
資源の無い日本で自前で交友的にエネルギーを安定確保しようとした場合、原子力発電は、大きすぎるリスクを考えても理想的。
ただ、その大きすぎるリスクの中に、数億年掛かる使用済み核廃棄物の問題があり、解決策が無い。
もんじゅは、その、核廃棄物を燃料にしてエネルギーを得る夢の技術。
厳密には違うが、人間の寿命で時間を切り取れば「発電することで燃料をつくり出す永久機関」。
日本なら、実用出来ると思っていたが、組織が芯から腐っていた。
ルール通りに点検されていない無数の機器。
運転時と同等のメンテナンス費用。
そして、それらの隠蔽。
日本が世界トップで国を挙げて取り組んでいたのに本当にもったいない。
ロシアはそんな日本を追越し、要素技術をすでに完成させた。
費用を明らかにするには、今がいいタイミングじゃないかな。
ついでと言ってはいけないんだろうけど、そもそも、もんじゅがなぜ必要だったのかなど、思い描いていた国の原子力政策や、もんじゅが廃炉になるにあたって、その政策にどんな影響が出るのか、国会で詳らかにして欲しいと思う。
隠蔽や改竄は無しでお願いします。
不必要な契約もあった。と、言っても使われてるし誰かが返してくれるのか?
一般の会社だったら、ボールペン一本買うにしても厳しいチェックが入る。
国民が納めた税金だから使い放題よね…
ええ加減なもの作って、潰すにも税金が使われる。
先見の明がないね。
真面目に中学校で科学の授業を聞いた人は、ナトリウムがどれだけ危険なものか知っているはず。
もんじゅの冷却水漏れのニュースを聞いた時、もうダメだなと思ったけどな。
さて、誰が儲かったのかねぇ?
なんとかならんかい?
そんな額、これからずっと払い続けられると思う?
もっと多いと思う
『空いた土地』や、『様々な建物の屋根や屋上』に、ソーラーシステムが設置されています。
そこで作られる電気は、膨大な量。間もなく『供給』が『需要』を越える勢い、このままだと、電力の生産を『一時的にストップしなければならない』ほど。
…問題なのは『太陽光発電』が、現在『取って出し』状態だという事。
国が大規模な『蓄電池基地』を全国に作り、公共施設や民間の商業施設の屋上や屋根に、『ソーラーシステム』の設置を義務付けすれば、『不要な原子力発電所』を無くすることは、簡単なことです。
我々にとって必要なのは…
『国民を命の危険にさらす』危険な『原子力発電』ではなく、エネルギーが『無限』な『自然エネルギー』であることは明白な『事実』です。
結果的に原発は火力よりはるかに高コストなんじゃないの。
福島にも敦賀にも今後まだまだ莫大な廃炉費用が掛かりますが、これ国民負担です
美しい景観を台無しにしている
地元の人は廃炉事業でもお金が落ちるかもしれないが
未来の子供達には負の遺産でしかない
例え経済的な打撃があろうとも原発は反対する
他国に売るのもやめて欲しい
不思議なプロジェクトですね。
夢の事業はいいけど、しがみつく組織が多すぎる。
今後も税金が大量投入。
廃炉まではいくらかかるのか?
。。
成果が出ないのは仕方ないとしても、杜撰な管理は、明らかな職務怠慢でしょ。
他にも業者との癒着や、おかしな資金の流れもあるみたいだし、潰すなら潰すで、徹底的に洗い直して、必要なら損害賠償や刑事告発を行って欲しい。
経済的にも効率的な廃炉を進めて欲しい。
それなら当時の関係者(政治家含め)は極刑レベルの大罪でしょう。
それとも、本当に現実性の高いもので、今の状況がまさかまさかのありえない結果だと?
それなら当時の関係者(政治家含め)を、全て表舞台に立たせて、なぜこうなったかの説明をさせましょうよ。
これまで費やした分とこれから費やす分は、他に回せていれば、もっと有効活用(多少の無駄はあっても)できていたでしょう。
完全にドブに捨てるには、あまりに額が大きすぎるよ。
また辻褄合わせたり誤魔化しで、失敗を認められずに暴走するのが最悪
とりあえず止めるのが大事
あとは国際的な取り決めもあったし、あまり過激に感情的に批判することなく粛々とダメなところを確認していけばいいと思う
福島の原発事故で安定的で扱いやすい水でさえ扱い切れずに冷却出来なかった
水なんかより扱いにくいナトリウムがいざ事故のときに扱いきれると到底思えない
あと廃炉しにくいからって、ずっと運転し続けたり稼動させるのは本末転倒だと思う
とりあえず使ったものは仕方ないのだから、あまり感情的にならずにこれを反省してここまで大きな失敗にならないように再発防止を図って欲しいだけ
すぐ感情的になって批判するのだけは止めていただきたい
始めた人達が現役を退くか没するかすればこういう問題は解決する。というわけでやっと今こうなった。
後に残された若い世代が来世紀まで廃炉作業を頑張るわけだが、ツケだけ払わされるのは可哀想ね。
もはや笑うしかない。
計画の認可には、膨大な書面が必要であり、文面自体も査読等で制作に時間がかかる。また、追加契約、仕様変更についても同様。
開発よりも研究を主眼としているため、データの取得から論文を作成することで精一杯。機械設計や精通したマンパワーが圧倒的に足りない。
機器類の製作はメーカーに依存しており、またプロトタイプの原発で模造品もなく、トライアンドエラーがスムーズではない。
協力会社については、基本的に意識が低い方が多い。与えられた仕事を就業時間内でこなせばいいという形。
どうしても時間とコストが加算でくる。
そこにはもんじゅ2号機の話もある。
批判と、その矛先。
批判に見合う行動。
それがないのだから、変わらないのは当たり前。
何のために高速増殖炉開発を行うのか。最終的な核利用サイクル工程のあり方を踏まえているのか。こうした疑問が当初からあった中で、強硬に推し進められてきた結果がこれである。
原発から排出されて廃棄燃料からプルトニウムを取り出すというが、そのプルトニウムの利用目的がはっきりしない。
廃炉が決定されても、廃炉するには相当のコストが掛かる。それは全て税金で賄われるとの冷徹な現実をこの案件に携わった者達は厳しく受け止めねばならない。
開発系の研究者には何も現実が見えていない。彼等は僕の属する基礎科学領域からの助言を悉く袖にしてきた。そのしっぺ返しは自らで負わねば成るまい。
報道とかを見ても、XXXX億円使ったとか検査点検の不備とかを非難する報道ばかりで、何故その様に至ったかがあまり述べられていない気がする。
確かコレ文科省管轄の事業だったよね。
特に原発事業に関しては、万が一が起これば多大な迷惑を被るわけだし…
にしても、膨大な金額過ぎて、悲しくなるよ。
そもそも1兆単位の税金がどういう理屈で流れたかが最大の問題
この問題に比べれば、もりかけなんてゴミでしかない
国益を全く損なう行為としか思えない。
成功すれば凄いかもしれないが、リスクを考えるのが普通でしょ。それを無視して、突っ走る愚かさ。
自分の金ではないから出来る事ですね。
出来もしない事に一生を掛けた人々がいて、何にも残らなかったですね。
それで補填すればいいね〜
もうこのご時世、粘ったところでほとんどは再開は無理でしょ。
保守・管理費だけで毎日数千万円抱えるとか正気の沙汰じゃない。
そっちに力入れた方が現実的だし
もんじゅの目的も薄れてる
利益が出るのが10年先か、100年先かわからないし、出来ない可能性もある研究テーマを、無駄だとしないで欲しい。
再生医療や素粒子など、ノーベル賞を受賞してきた研究の多くは、10年や20年で利益が出るようなものでは無い。
青色LEDくらいだ。
日本が技術で食べていく先進国であり続ける為には、必要なことだ。
高速増殖炉だって、完成していたら世界に売り込んで莫大な利益を日本にもたらす最先端技術になる可能性があったが、技術的に難しく、実現できなかったという事だ。
もしかすると、もんじゅで取ったデータから100年後に別の研究テーマが始まって、大きな成果を出すかも知れないのだ。研究開発を利益第一主義にしてはダメだと思う。
どんな技術も失敗を繰り返し、奇跡的な成功が出ると思ってる。
100回失敗しても、1回の成功で
低コスト・リスク無し・半永久的に使用可能な燃料が
造られるなら、それは人類に必要だと思う。
当然、今生きてる人には損しか無いから(関係者・企業は得をしたが)
一般人は反対する人が多いのも分かる。そこが賛成・反対の難しい所。
予算請求は常に過大。
経済観念が無い人達が運営してる。
昔の第三セクター搾取に似てる。
廃炉は廃炉で大変だよ。しかも高濃度汚染ナトリウムとか処理の方法も決まってないし。大量のプルトニウムもそう。無事に抜き取り終わればいいけれど。誰もやったことのない作業だから……頼むぞ。セシウムと違ってプルトニウムは半減期が万年単位だからな
もしかしたら、もともとお金を使う為だけの空っぽなプロジェクトだったのかもしれない。
だけど、判断が遅すぎる。そこは責任の所在を追求すべき。
失敗は人なら誰でもあるし、時代と共に必要ではないとか技術的に無理があって残念しなくてはならなくなったりとかやむを得ず中断しなくてはならなくなる時は多々ある。
先の戦争も同じだ。
その失敗を早く認めて周りも必要以上に責任を追求せず、どうすれば修復できるかを前向きに考えられる人間ならこんな大きな損失も無かったろう。(飛行機事故はそういう考えの下にある)
過ちを素直に認めそして許し前向きに修復する、そういう健全な大人の考え方を日本人は学ぶべきだろ?
これはアジア人独特だな。
知性より感情が優先される。野蛮だ。優しさとは全然違う。
徹底的な調査をお願いします
もんじゅより、日本にはチェルノブイリ級の放射能汚染施設が対策に手を駒根いて放置されている状態です
毎分毎秒国土が汚染され続けています
これは現実なのです
私達が住んでいるこの日本にそのような場所があるのです
もんじゅなんかよりプライオリティは高いはずです
福島第一原発にもんじゅに投じている税金を使ってください
1日も早く綺麗な国土にしてください
なぜもっと普通にやれなかったの?