芸能人の裏番組同時出演はタブー 裏かぶりNGの理由とは?
芸能人がテレビで裏番組に同時出演する裏かぶりはNGというのがありますが、先日梅沢富美男さんがTOKYO MXと日本テレビに同時出演したことでちょっと話題になりました。
時々裏かぶりしてしまったタレントにモザイクがかかったりしているのを見ると何か悪いことでもしたのかと思ってしまいますね。
昔、ディズニーのキャラクターは1体ということで同時に別の場所で姿を見せることはないというのがありましたが、テレビの裏かぶりNGもそんな感じの理由なのかなと思ったら、そうではありませんでした。
テレビ業界で暗黙のルールとして浸透しているタレントの“裏かぶりNG”。簡単に言えば、同時刻に局をまたいで重複した出演をタブーとするもので、万が一重複しそうな場合は「出演時間をずらす」「CM中の間だけ出演する」などの調整が行われる。中には「あるアイドルが、TBSでのドラマ出演が終わった瞬間、テレビ朝日の歌番組で歌披露が始まった」なんて話も。だが、そんなルールもキー局のみであることを先日、梅沢富美男がMXの番組でさらっと告白。改めて“裏かぶり“とは何か? いくつかの事例から、その実情について考えてみよう。
■梅沢富美男は堂々2局に出演! TOKYO MXは裏かぶりOK?
梅沢は8日、自身が木曜レギュラーを務める『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に生出演。だが実は同時間帯、日本テレビでは『秘密のケンミンSHOW』が放送されており、梅沢はそこにゲスト出演していた。これについてMCの蝶野正洋が「裏番組に出られてるんですよね?」とツッコんだ。女装家でタレントのナジャ・グランディーバから「そんなん、許されるんですか?」と咎められると、梅沢は、日テレ側から「『MXは関係ありません』って言われたんだもの!」と居直ってぶっちゃけていた。
「裏かぶりNGは“絶対”ではなく、番組スポンサーに対する“配慮”なんです」と話すのはメディア研究家の衣輪晋一氏。「タレントの報酬はスポンサーからの広告費から支払われている。同じ時間帯に違う番組に出演していたら、そちらの番組の視聴率に貢献したことになる。ですが、なにがなんでもNGというわけではなく、梅沢さんの場合のように片方がローカル番組の場合などでは出演できることもあります」(同氏)。
今回の梅沢富美男のケースで言うと、主に東京都とその周辺の一部でしか放送されないTOKYO MXは対象外だという理屈になり、「とは言え、関東圏内では裏かぶりしてしまうことになる。つまり明確なルールは存在していないに等しい」と衣輪氏は付け加える。
また、昨年WEBで配信された『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)では、稲垣吾郎がカラオケ企画の最中に「(当時、裏で放送されていた)『ゴロウ・デラックス』(TBS系)、大切なものなので、僕にとって」と、一時生放送から姿を消す一幕が。上記のルールに則るとネット配信番組は対象外にも思えるが、この場合は、演者である稲垣の番組へ対する“愛”なのだろう。
■JOYや三谷作品も“裏かぶり”でトラブルに!? さまざまな裏かぶり事例
裏かぶりは、テレビ業界では非常に重く見られている慣習。東野幸治は『ワイドナショー』(フジテレビ系)と、『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~』(日本テレビ系)の放送が重なる時期があった。そのため、『ワイドナショー』は番組を2部構成にして、東野の出演時間がかぶらない工夫をしていた。
また2013年、ハーフタレントのJOYは『オールスター感謝祭』(TBS系)と『有吉反省会 2時間スペシャル』(日テレ系)の両方に出演。後日、『有吉反省会』で反省しに来ると、禊として“有吉反省会に出入禁止”を言い渡された。“ネタ”との見方もあるが、今現在まで、本当にJOYの出演はない。
JOYのほかにも、三谷幸喜作品の『新選組!! 土方歳三 最期の一日』(NHK総合)、『古畑任三郎ファイナル』(フジテレビ系)が同時間帯に放送されたとき、藤原竜也と石坂浩二も両ドラマに出演。調整が間に合わなかったとしてフジテレビ側が謝罪することとなった。また、ビビる大木は『明石家さんちゃんねる』(TBS系)と『銭金3時間スペシャル』(テレ朝系)で裏かぶり。『明石家~』でモザイクをかけられてしまったことも。
「2016年、内山信二さんも『ヒルナンデス!』(日テレ系)と『ライオンのごきげんよう』(フジ系)への裏かぶり騒動を『バラいろ~』出演時に謝罪。『芸能界に残るにはたまにはニュースにならないと』と深刻な様子はなく、この一件からも、裏かぶりに一様の罰則が存在しないことが窺えます」(衣輪氏)。
■裏かぶり禁止は“紳士協定” TBSは粋な計らいも?
ちなみに、南海キャンディーズの山里亮太も過去に2回の裏かぶり問題にぶち当たっている。一度目は準レギュラーだった『ナカイの窓』(日テレ系)。山里はその裏のバラエティ『前略、月の上から。』(フジ系)へのレギュラー出演が決定し、一時『ナカイの窓』を卒業。裏番組が終わると『ナカイの窓』に復帰したものの、あろうことか、その復帰スペシャルで、『テラスハウス、カムバック…映画公開記念4夜連続SP』(フジ系)に同時出演。中居から「そんなにレインボーブリッジ通りたい?」と糾弾され、「誰かレインボーブリッジ封鎖してくれ!俺が通れないように」と絶叫する場面があった。
2度目は、MCとしてレギュラー出演している『東大王』(TBS系)の裏で『M-1グランプリ2017』の決勝の放送がかぶるというもの。「南海キャンディーズなんかM-1(決勝)行くわけねぇだろって思ってたマネージャーさんだったんで……」と、マネージャーの仕業だと弁明。だがTBS側は「ウチの番組のMCが、日本一面白いっていう称号をもらえるかもしれない可能性を止めることはしませんよ。いってらっしゃいませ」と声を掛けており、丸く収まる形となった。TBSのなんとも粋な計らいである。
「“裏かぶり”禁止は、時と場合によって例外なども適用される“紳士協定”。ちなみに、同じような“紳士協定”では、たとえば、インタビュアーがタレントに好きなお酒などを聞く場合、そのタレントがビールのCMに出ているなら、『ビール』としか答えないというものもあります。スポンサーに好かれない行為はしないということは誰が考えても常識。番組のプロデューサーや芸能事務所のマネージャーに話を聞いても、『裏かぶりはすでに無意識レベルで避けている』との答えが帰ってきており、これまで挙げてきた事例の通り、意図的な場合は、スポンサーや番組側、事務所が納得しているのがほとんどなのです」(衣輪氏)。
また、タレント側にとっても、視聴率が割れてしまうということは、自身の価値を下げる行為ともなる。業界外からは異常にも見える裏かぶり調整だが、スポンサーを付けて視聴率を争っている以上、やはりデリケートに扱わなければならない問題なのだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00000348-oric-ent
裏かぶりNGはスポンサーに対する配慮だったんですね!視聴者には関係ないことでした。
以下、ネットの反応
それはわかるけどスポンサーのスポンサーは視聴者って事も忘れてはいけない。
TVの衰退は視聴者無視も原因だと思うんですが?
昔、「番組の合間にCMをやってるんじゃなくて、CMの合間に申し訳程度の番組をやってる」って言っていた人がいたけど、その言葉が染みるね、裏かぶり事情を見ると。
Eテレスポンサーないから関係ないのかもしれないけどファンは両方見たいから悩みます
チャンネル変えても、同じ顔、同じような内容ばっかり。
スポットCMは?
ライバル会社はどうなの?
昔は、コント55号やツービートなどの人気タレントは、どのチャンネルにまわしても出ていた。
たぶん、どこかの時点で視聴者優先ではなく、スポンサー優先、タレント保身のやり方に変わったんだと思う。
例えば前川清さんが福岡で日曜昼に主役のローカル番組を持ってるのですが、同じ時間帯に放送されるNHKのど自慢へもゲスト出演される時なんか、ローカル番組の方へは出演されない対応をされております。
こういう大人の事情ってのはまだまだありそう。
映画が地上波で放送される時の裏かぶりは別物と見なしているのかな?と思ってしまう時あります。
先週は再放送だけど泉ピン子が裏かぶりしてた
昔全盛期の頃の森口博子がよく裏かぶりしてた思い出があるけど…確かな記憶ではないが
もっと言えば、いつものレギュラー番組が休止の時に、裏の時間帯に出る人もいれば、それすら回避する人も。
まあ、これは礼儀作法のようなものですね。同時間帯に丸々視聴者がかぶるような出演は、さすがに両番組に失礼だけど、あとはその人や事務所のこだわり。
違うんだね。
今は、収録済みが多いからそんなの関係無いと思ってた。
視聴者はいつもおいてけぼりやな
まぁ、不可抗力だからおとがめは無いと思うけど。
たしか野球だったと思うけど、延長始まって「モロかぶりじゃん」と思ったらさらに1時間延長して、21時からの番組が22時より後の23時からに突き抜けたのがあったな。
スチュワーデス物語では悪者、大空港では正義の味方(笑)。授業明けにさっさと下校して、片方を録画して見ていた。鶴田浩二とDC-8がいきなり現れキャストが豪華過ぎる大空港。
娯楽のひとつのテレビを、見てる人特に高齢者や、忙しい人。にはあまりいないと思います。
そこ迄考えて、調整するのは無駄なエネルギーだと思います。専門化に依頼して局で働く人は、他の事にエネルギーを使えばよくなると思います。
NHKなんてロケ先の会社名言わないときもあるからなぁ。
結局テレビに写し出されるのは放送する側に都合のいいことだけ。
被ったからSMAPの出番が最後になったのに
マッチの歌の時は後輩が総立ちしたのに
SMAPの歌になったら全員居なかった!とか
批判殺到だった事もありました。
暗黙のルールなのは分かるけど、
テレビ局の事情も見る側にしたら
事務所やタレントのせいになってしまうから
その辺もう少し考えて欲しいもんです。
此の場合は良いのかと思って仕舞った。
地方局でレギュラー持ってて改変期でもないのに枠移動や降板で「おや?」っと思ったらキー局でその時間帯のレギュラーになったなんてのはザラ
千鳥がもろかぶりしてました。珍しいなぁと思ってチャンネル行ったり来たりした
報ステでバイプレーヤーズの話をしていたのが
ちょうど真裏でバイプレーヤーズをやっている
正に真っ最中というのに少し違和感を覚えた。
そりゃ亡くなった方の報道だけどドラマの事は伏せて報道しろよと。
でも昔は裏被りとかそんなに気にしてなかったよね。
自主規制が厳しくなりすぎなんだよ。
民放で1つは普通の番組、1つはテレ東か何かの番組で同じ人が出てるってことありますよ。
ゴールデンでNHKと民放キー局、深夜だと民放キー局と民放キー局。
よほど強くて怖いバックがついてるんでしょうね。
小さい事務所なら、干されて終わり。
まあ地方局の再放送はスポンサー無しで放送してることが多いのもあるんだろうけど
でもそんな細かいとこまでスポンサー様が見てるのかね。
どっちにしろ視聴者には全然関係ない話だな。
ちなみにバラ色ダンディはユーチューブで見てます。
結構みかけますよね。
ある俳優さんが
二時間ドラマの再放送、連ドラの再放送、通販番組と三局同時に出ていたりする。
フジでは悪だくみする岸部一徳と内田有紀、テレ朝ではお茶目な岸部一徳と内田有紀 どちらも医療の話でちょっと面白かったよ
それほど「持ってる」タレントが果たして今のゲーノー界でどれだけいるのかな?
それこそギョーカイの都市伝説では?
ラジオとテレビも裏かぶりはOKらしいね
守らねばどうなるか分かるでしょう。
1つ許すともう一つもう一つ、と欲がでる。
特例のぞき、暗黙であっても守るひつようがあります。
それは過去に色々なことがあり、理由があるからです。
新しい人材を発掘する気がないからだろ。
雛壇とか感謝祭くらいならそこまで気にならない
それ以上は怖くて言えません。
ドクターXの裏で、フジが医龍
岸部一徳さんと内田有紀さんが
裏かぶりしてました
それで不自然な演出してるほうがよほどおかしい。
ここ最近の裏かぶりを見ていると、お咎め無しの印象が強い。
特にNHKと民放、民放同士の2通りが多いのは間違いない。
これこそ、各局と全ての芸能事務所の方針(やり方・やり口)に問題あり。企業コンプライアンス皆無の世界ですね。
正直、各々の芸能事務所の基本方針でもある
「ゴリ押し」が一番の原因であることだけは間違いない。
指原以外では、NHKと民放キー局、民放キー局と民放キー局
同士の裏かぶりで特に前者の常習犯かつ確信犯が約1名
いますね。名は伏せますが、「愛人にしたい女№1」のM.H。